天気予報では、釣行前日夕刻から翌日日の出まで雨、そして風は強いとの予報でした。風が強いとエギングはあたりがとれませんので、今回の釣行は諦めモードですがチャレンジしてきました。

予報通り前日の夕刻から雨が降り始めましたが、降り始める少し前から風が止み、静けさを感じました。
静かすぎて空気が動いていない感覚でした。
この感覚に気づいてから注意深く感じ取っていくと、雨が降り出してからも静けさを保ったままでした。

これは？
ひょっとして？
日の出前に雨が止むのでは？と考え、朝マヅメは最高のコンディションになるのでは？
と思い、諦めていた釣行を決行することにしました。

移動中は、ひたすらドシャ降りで何度か心が折れそうになりましたが到着前にはすっかり止みました。

そして、強敵である風の存在ですが、少しずつ明るくなるにつれ弱まり、太陽が完全に登ると見事！
予測どおり静寂になりました。

しかし、予測が的中した嬉しさに浸ってる時間はありません。
しばらくしたら風が吹いてくることはわかっていましたのでここから一時間が勝負です。
タックルはPE0.8号にリーダーに【トリガー7lb(1.8号)】に3.5号のエギを取り付け釣り開始！


勝負できる時間が短いため気持ちは焦りましたが、エギングの師匠から「必ず底を取る事」「底を取ったら丁寧に探る事」と教えてもらっていますので焦る気持ちを抑え、時間をかけてエギが着底するまで待ちました。

乗ったのは5投目か6投目でした。
穏やかな海面に向かってラインがたるんでいます。
すると、「ラインがピーン！」と張りました。
イカのあたりです。
すぐさま合わせて無事キャッチ。

サイズは良型とは言えませんが、狙って釣れたアオリイカは嬉しかったです。

この日は夕方まで粘りましたが釣果はこの1杯のみでした。

今回の釣行で評価出来た点は、状況を感じとり、考え、行動したことです。
その結果、獲れたこの1杯は価値ある1杯となりました。