【投稿者】 フィールドスタッフ 児玉 卓郎
【住 所】 和歌山市
【釣行日】 2021年03月24日
【釣り場】 和歌山田辺
【釣り方】 ふかせ釣り
【魚 種】 チヌ
道糸ラプター1.5号、ハリスセンガ1.2号
今回は和歌山の田辺へ磯チヌを狙いに釣行しました。
最近の釣果としてはよく釣れている磯でも1日1桁と
少し渋い結果ということでした。
こうなると掛ければ確実にとることを優先するため仕掛けは少し
太めで始めようと【センガ1.2~1.5号】を用意しました。
センガを使い始めてからはハリスの信頼度は増し、従来の食いが渋いときは0.8号や1号を使っていました。
それで掛けることができてもやり取りの途中でハリスが切れ大事な1匹を取り損なうことがありました。
なぜ、ハリスを細くしていたのかを考えると魚に目立たせないために、細くしてギリギリの勝負をしてましたが、
【センガ】にすれば魚から見えにくくなっているため、少し太めを選択することができます。
仕掛けの選択肢が増えることは私の引き出しも増えていると実感できます。
さて、今回は「トナカ」と「ハダカ島」という何ともアダルトな香りのする島で1日釣行を行いました。
トナカは全体的に浅く掛ければ潜るよりも横に走る地形となっておりました。
朝一は尾長が入っており30cmくらいのサイズが楽しく遊んでくれました。
いずれ尾長は消えるだろうとそのまま掛け合わせをしているといきなり
「ズンッ」と竿伝いに重さを感じます。チヌ独特の「コン、コン」と首を振るあたりです。
怒らせないようにやり取りをしますがなかなか上がってこずに元気に走り出します。
ハリスは【センガ1.2号】全く切れる様子も伸び切る様子もないためしっかりと竿で魚の引きを
受け止めて待ちます。ようやく観念したのか上がってきたのは48cmの良型のチヌでした。
上げてから仕掛けの状態を確認するもハリスにざらつきもなしこのまま続行しこの磯場では
尾長6枚とチヌに48cmと43cmを手に磯替えを行います。
次に上がったのは同じ湾内磯のハダカ島です。
磯回りは遠浅でまさにチヌ釣り場と言える磯でした。
この磯も初めて渡磯するため【センガ1.2号】のまま開始します。
小一時間ほど餌を撒いて魚が寄ってきたか
ウキがゆっくり沈むと一気に手元のラインまで走るあたりが!
しっりと合わせを入れてあげるとまさにチヌのあたりです。
先ほどよりさらに浅い地形のため横に走り逃げようとします。
竿でやや強引に引っ張り浮かせこれも難なく取り込みに成功!
このあとも順調に続き、バラすことなく取り込み友人と二人で
二桁釣果を出すことができました。
釣り人に仕掛けの選択はその日の釣果を決めるため
太くても魚に違和感を与えないセンガの優秀さが垣間見えた釣行となりました。