【投稿者】 フィールドスタッフ 青山 太郎
【住 所】 福岡県糸島市
【釣行日】 2022年09月10日
【釣り場】 糸島市
【釣り方】 ルアーフィッシング
【魚 種】 シーバス
トリガー12ポンド
久々の投稿となってしまいました。
夏の間はヒラマサ狙って遊漁船に乗っていましたが、今年の夏は玄界灘全体的にヒラマサがあまり入ってこなかったようで、自分の腕不足もあいまってヒラマサに会えない夏となってしまいました。
さて、暑さもおさまってきて釣りのしやすい季節になってきたのでひさしぶりに陸っぱりでシーバス釣りに行ってきました。
先月、オフショア時にメタルジグのボックスが重すぎてまたもや腰をやってしまったのでリハビリも兼ねつつの釣行です。
この日は中秋の名月。満月がとても綺麗で明るく、ながめるにはいいけど夜釣りには厳しい明るさ。
明るい満月の夜はルアーが見切られやすく敬遠する人も多いかと思いますが、満月には満月の釣り方がある!
水に馴染み見切られにくいトリガーの力を存分に発揮してくれる(はず!)という思いで自宅からほど近い釣り場に向かいます。
フィールドに着くと、周りにはタチウオ狙いの釣り人の方々が多数。
皆さんテンヤ仕掛けに餌とケミホタルをつけて秋のタチウオ夜釣りを楽しまれているようです。
見る限りシーバス狙いは私1人…
しかしひとしきり釣り場を見渡してみると、そこには大量のベイトが。
特に港の内側におそらくボラと思われる大量のベイトが溜まっています。
それを狙っているのか、時折聞こえる捕食音やベイトが一斉に逃げ惑う水音。
その雰囲気からおそらくシーバスだと考えました。
この晩は満月でとても明るく普段の夜釣りをしてもルアーは見切られると思いちょっと違う釣りをしました。
それは「ボラリバウンド」(笑)
バイブレーションの早巻きをベイトのボラにぶつけて予測不可能なイレギュラーな動きを作り出し、リアクションで口を使わせる作戦です。
夜釣りではミノーやシンペンをゆっくり巻くのがセオリーかと思いますが、明るい満月の夜は、夜だけど夜じゃ無い釣り方が必要。
それとこの時は満月が後ろから照らしていたので、水面に自分の影が落ちないように立ち位置にも気を使います。
この作戦が功を奏したのか、開始数投目のボラリバウンド2バウンド目に引ったくるようなバイト!
ドラグ緩めのセッティングでファイトしていましたが、思ったより元気のいい引きだったのでドラグを少し締めたところ、2回目のエラ洗いでフックを伸ばされ逃げられてしまいました。残念。
かかり優先で細軸にしていたのが仇となってしまったようです。
ルアーを別のカラーに交換し、気を取り直して再度ボラリバウンド開始。
数投後に今度も2バウンド目でヒットしました!
今回はバラさないように何度もドラグを調整しながらいなします。
寄せては出され、障害物に行かないようにいなしつつコントロールしながら寄せてきます。
ネットを持ってきていなかったのですが、隣で釣りをしていた方がすくってくれて無事にキャッチです!感謝!
針を外しているとこのルアーもトリプルフックのうち一本が折れていました。
危なかったです。
サイズは70cmジャストと、あまり大型に出会えない自宅周辺の海ではそれなりのサイズでした。
最初にバラしてしまった個体も引きの感じが同じくらいだったのでこのサイズがベイトを追って入ってきているようです。
満月でライトが無くても糸が結べちゃうほど明るい夜は、魚もルアーを見切りやすいです。
ルアーだけではなくリーダーも反射するので見切られやすいと考えています。
かつてトリガーを使いはじめる前は、ルアーの着水時に、リーダーに飛び出してきたシーバスもいました。それくらい反射で光っているのだと思います。
魚から見えにくいリーダーである「トリガー」を使っていたことで魚に余計な警戒心を持たせることなくバイトに持ち込めたのかなと思います。
ルアーはガッツリ口の中に入っていました。
満月の夜にも「トリガー」おすすめです!!